力こぶの中には愛と凝りが詰まっている(上腕二頭筋ストレッチ)
こんにちは、整体師のきよさんです。
手力整体塾に通い始めて、筋肉の凝り張りについて目からうろこの情報をたくさん手に入れました。今回はその中の一つをご紹介します。
肩凝り(肩張り)の対処法としてま、まず上腕二頭筋です!





「肩凝り」だから、といって痛みのある肩周辺をもみほぐすと揉み返しが来ることと、肩側ではなく縮んでいる側をほぐしましょうということは、以前ブログで紹介いたしました。
今回はその中でも上腕二頭筋についてです。
この筋肉、いわゆる力こぶです。力強さの象徴とでもいうか、ボディービルダーや映画のヒーローとかのPR写真は、よくこの力こぶを盛りっとさせています。
でもここには肩や背中の慢性痛を引き起こしている凝りが潜んでいるのです!
この筋肉が短縮性収縮して固まっていると肩が前に出やすくなります。すると背中側の筋肉が引っ張られて伸びた状態で固くなります。これが慢性痛となって出てくるのです。そしてこの伸びた筋肉を余計ほぐすとさらに伸びて更に痛みが増します。
それが揉み返し。
つまり、慢性痛が出ているところをどうにかするのではなく、それを引き起こしている原因(トリガー)を見つけて正しくほぐしていかなくてはいけないのです。
このように、痛みとは関係なさそうなところが原因になっているということはよくあります。よくあるからこそ、意外なところに圧を入れると痛みが取れたりして、整体は奥が深くて面白いんですよね~。
この上腕二頭筋は自分自身で圧を入れられる数少ない筋肉の一つなので、テレビを見ながら、お風呂に入りながらでももみもみしてあげてください。
さて、肩凝り肩張りでおすすめのストレッチはほかにもありますので、次回もお楽しみに!